ファスティングとは、何かを取り入れるのをやめること。
こんなシンプルな定義が欲しかった。それを与えてくれたのが、デイブ・アスプリー著「シリコンバレー式 心も体も整う最強のファスティング」だった。
Kindleで購入し、読み始めたのが昨日。
まだ全体の15%程度しか読んでいないのに、ファスティングしたくてしょうがなくなってきている。実は今日の昼はラーメンでも久々に食べよう、とこのブログを書く1時間前までは思い定めていた。35度になろうかとしている外気温。エネルギーと塩分を取るのは、熱中症対策からしても良いことーそんな風に心は納得しかけていた。でも、モヤモヤしていた。そこで、昨日から読み進めていた当書を読み進めてみたら、ピタッとラーメン食べたい熱が冷めた。
そして近くのファミリーレストランに吸い込まれて、今ブログを書いている。なるべく炎症を起こしづらいと思えるアイテムを選び、長居するための権利としてのドリンクバーを頼みつつ。
そう、キーワードは「炎症」
炎症をいかに起こさないように生活するかー確かこれは、鈴木祐著「最高の体調」でも指摘されている表現だと思う。
論文オタクの鈴木氏と、人体実験オタクかつ同じく論文オタクのデイブ・アスプリーの両名がたどり着いた論理だと思うと、考慮する価値は間違いなくある。
そしてもう一つ考慮すべきはインスリン。この分泌をいかに抑制するか、食べるものが血糖値に与える影響を考えることの大切さ。
この炎症とインスリン分泌抑制をいかに意識し続けられるかが、食べ物をどう摂り、どう楽しむかに影響を与える。
で、この両方は、究極、食べなければマイナスの影響を受けない。炎症は食べたものの内容に起因して発生するし、インスリンも食べたものの内容に起因する。いずれも内容を気をつければ軽減できるが、それは取り組んでみると分かるが想像以上に困難。
今ファミレスのメニューを目の前にしていてもよく分かる。基本的に、1日3食食べる人たちに寄り添ったメニューだし、食べることを楽しむ=いかに美味しくたべるか、に傾倒したものになっている。
試しにヘルシー系のものをざっと見回したが、どれも炎症とインスリン分泌を抑制できる期待値は低いものばかりだった。
結果頼んだのはサバ味噌単品とシュウマイ単品、にんじんサラダ。でも、これでもドレッシングやタレ、シュウマイの皮などの影響でいずれにも影響を与えてしまう。少し程度を抑えられただけ良しとするしかない。
だからこそ、食べない選択肢を真剣に考慮したい。ファスティングを当たり前のように生活に取り入れ、それでも元気でいられる、いやむしろそうした方が元気でいられる、そんなことを身をもって実証しつつ、それをドラマ化したい。デイブアスプリー理論を生活に入れて、変化した様子を余すところなく、だ。
このエビデンスを元に、身近な人を救いたい。妻だ。薬ゆえに体重増と闘い、心身ともに疲れている。しかし、私のこれまでの取り組みや理論だけでは、彼女の強固に守り固められた思いと考えー日本人の9割以上が抱いている食に対する概念ーを変えられなかった。これが実は私にとって一番残念なことだった。
夫婦共に健康に、心から生活を楽しむためにも、正しい食へのアプローチを見出したい。この種の悩みから解放されたい。
そんな思い出ブログを再開します。
明日からは、体重や気持ちの変化、取り組んだことをジャーナルしていきたい。変われる自分をイメージするのはもちろん、良い感化を妻が受けてくれ、同じ方向ーまったく同じでなくても良いが、理論の辻褄があっていることの理解を得ることは大いに期待ーに進めることを夢見て。
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