【第13話】生活編:読書と実験が“思考”を整えた

朝活を始めてしばらくした頃、

私はYouTubeの中で偶然出会った

“本要約チャンネル” の存在に強く惹かれていきました。

それは、10分ほどの短い動画で、

一冊の本のエッセンスを凝縮して伝えてくれるものでした。

何気なく流し見していたはずなのに、

気がつけば「次はどんな本だろう」とワクワクしている自分がいました。

本を読む習慣がほとんどなかった私にとって、

これは大きな転機でした。

■ 本要約チャンネルとの出会い

動画の中で語られる内容は、

どれも「人生を整えるヒント」に満ちていました。

・早寝早起きの重要性

・体内リズムの仕組み

・食事が心に与える影響

・習慣づくりのコツ

・心を安定させる思考法

短い動画に詰まった濃い知識が、

これまでの“思い込み”を静かに壊していったのです。

「こんな世界があったのか」

という感覚でした。

知識を得たことで、

朝活への意欲がますます高まりました。

■ 朝活本・習慣本・健康本の連鎖読書

やがて私は、要約だけでは足りず、

実際に本を手に取るようになりました。

・朝の時間を整える本

・睡眠を深く扱った本

・習慣化の心理学を解説した本

・断食や食事改善の本

・脳科学と運動に関する本

気づけば、

読書が“朝活の延長”ではなく、

“人生を変える原動力”

になっていました。

不思議なことに、

本を読むと自然と心が落ち着きます。

知識が心の中に地図を作り、

それまで曖昧だった不安や焦りに

形が与えられていく感覚がありました。

「どう生きればいいのか」

「何をやめればいいのか」

「自分にとって何が大切なのか」

本は、これらへの“灯り”を与えてくれたのです。

■ 読んだら試す、合わなければやめる

読書を通じて得た知識は、

頭で理解するだけでは不十分でした。

私は必ず、

「試してみる」

というプロセスをセットにしていました。

・早寝を試す

・散歩を試す

・断食を試す

・食の改善を試す

・情報を減らすことを試す

・筋トレを試す

合わなければ、すぐにやめる。

続くものだけ残す。

この “試行錯誤の姿勢” が習慣形成の土台になりました。

無理に続けようとしない。

合うものだけを体系化していく。

その結果、

「ラクに続く習慣」だけが残っていきました。

■ 「正しい知識は必ず効果が出る」という実感

実験を繰り返すうちに気づいたことがあります。

正しい知識は、必ず体か心に“反応”として現れる。

・早寝を続けると翌日の集中力が違う

・断食をすると情緒が安定する

・朝散歩で思考が整理される

・炭水化物を減らすと眠気が減る

・運動すると不安が消える

本の内容が“本当に正しいかどうか”は、

自分の体と心が一番よく知っているのです。

これは、私にとって非常に大きな発見でした。

知識をただ信じるのではなく、

検証し、実感し、定着させる。

この姿勢が、

生活改善を強固で揺らがないものにしてくれました。

■ 情報との付き合い方が人生を変えた瞬間

それまでの私は、

テレビやSNSから流れてくる膨大な情報に

無意識のうちに影響を受けていました。

しかし、読書と実験を繰り返すうちに、

自分が選んだ情報だけで世界をつくる

という感覚が育っていきました。

テレビを減らし、

SNSを減らし、

読む本を自分で選び、

その知識を生活に落とし込む。

すると、世界の見え方が変わっていきました。

情報との付き合い方を変えるだけで、

人生の方向が変わる。

この体験は、

20kg減という“結果”以上に

私の人生に深い影響を与えました。

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