朝活を始めてしばらくした頃、
私はYouTubeの中で偶然出会った
“本要約チャンネル” の存在に強く惹かれていきました。
それは、10分ほどの短い動画で、
一冊の本のエッセンスを凝縮して伝えてくれるものでした。
何気なく流し見していたはずなのに、
気がつけば「次はどんな本だろう」とワクワクしている自分がいました。
本を読む習慣がほとんどなかった私にとって、
これは大きな転機でした。
■ 本要約チャンネルとの出会い
動画の中で語られる内容は、
どれも「人生を整えるヒント」に満ちていました。
・早寝早起きの重要性
・体内リズムの仕組み
・食事が心に与える影響
・習慣づくりのコツ
・心を安定させる思考法
短い動画に詰まった濃い知識が、
これまでの“思い込み”を静かに壊していったのです。
「こんな世界があったのか」
という感覚でした。
知識を得たことで、
朝活への意欲がますます高まりました。
■ 朝活本・習慣本・健康本の連鎖読書
やがて私は、要約だけでは足りず、
実際に本を手に取るようになりました。
・朝の時間を整える本
・睡眠を深く扱った本
・習慣化の心理学を解説した本
・断食や食事改善の本
・脳科学と運動に関する本
気づけば、
読書が“朝活の延長”ではなく、
“人生を変える原動力”
になっていました。
不思議なことに、
本を読むと自然と心が落ち着きます。
知識が心の中に地図を作り、
それまで曖昧だった不安や焦りに
形が与えられていく感覚がありました。
「どう生きればいいのか」
「何をやめればいいのか」
「自分にとって何が大切なのか」
本は、これらへの“灯り”を与えてくれたのです。
■ 読んだら試す、合わなければやめる
読書を通じて得た知識は、
頭で理解するだけでは不十分でした。
私は必ず、
「試してみる」
というプロセスをセットにしていました。
・早寝を試す
・散歩を試す
・断食を試す
・食の改善を試す
・情報を減らすことを試す
・筋トレを試す
合わなければ、すぐにやめる。
続くものだけ残す。
この “試行錯誤の姿勢” が習慣形成の土台になりました。
無理に続けようとしない。
合うものだけを体系化していく。
その結果、
「ラクに続く習慣」だけが残っていきました。
■ 「正しい知識は必ず効果が出る」という実感
実験を繰り返すうちに気づいたことがあります。
正しい知識は、必ず体か心に“反応”として現れる。
・早寝を続けると翌日の集中力が違う
・断食をすると情緒が安定する
・朝散歩で思考が整理される
・炭水化物を減らすと眠気が減る
・運動すると不安が消える
本の内容が“本当に正しいかどうか”は、
自分の体と心が一番よく知っているのです。
これは、私にとって非常に大きな発見でした。
知識をただ信じるのではなく、
検証し、実感し、定着させる。
この姿勢が、
生活改善を強固で揺らがないものにしてくれました。
■ 情報との付き合い方が人生を変えた瞬間
それまでの私は、
テレビやSNSから流れてくる膨大な情報に
無意識のうちに影響を受けていました。
しかし、読書と実験を繰り返すうちに、
自分が選んだ情報だけで世界をつくる
という感覚が育っていきました。
テレビを減らし、
SNSを減らし、
読む本を自分で選び、
その知識を生活に落とし込む。
すると、世界の見え方が変わっていきました。
情報との付き合い方を変えるだけで、
人生の方向が変わる。
この体験は、
20kg減という“結果”以上に
私の人生に深い影響を与えました。

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