今日から“やめること”リスト
人生を変えたいと思ったとき、
多くの人は「何を始めるべきか」を考えます。
・運動を始めよう
・食事改善を始めよう
・勉強を始めよう
・早起きを始めよう
しかし実際には、
“始める”よりも “やめる方が圧倒的に簡単で効果が大きい” という事実があります。
人間が疲れるのは、
努力が足りないからではなく、
ノイズが多すぎて本当に必要な行動にエネルギーが回らないから。
だから本章では、
読者の人生を一気に軽くするために、
今日からできる「やめること」リストを提示します。
これは努力ではなく、
「余計なものを手放すだけで成果が出る」ためのワーク です。
■ ① 「満腹まで食べる」をやめる
満腹は体からの“STOPサイン”。
満腹を日常にしてしまうと、
・眠気
・集中力低下
・情緒不安定
・やる気の低下
が必ずセットでやってきます。
今日からは
「腹八分が普通、満腹はイベント」
という設定に変えてください。
行動が自然と軽くなり、
午後の眠気が激減します。
■ ② 「なんとなく食べる」をやめる
人は空腹より“退屈”で食べます。
・仕事の合間
・テレビを見ながら
・何となく手持ち無沙汰なとき
この“無目的な食”こそ、
体と心を重くする最大の要因。
今日からは
「食べる理由が言えないなら食べない」
と決めてください。
ただこれだけで、
1週間後には心身の軽さが変わります。
■ ③ 「情報を垂れ流す時間」をやめる
テレビ、SNS、ニュースアプリ。
現代人を疲れさせているのは、
大量の情報を無意識に浴び続ける生活です。
情報を浴びると脳は常に“処理モード”になり、
本当に必要な判断力が下がります。
今日から
「情報は自分で選んで取りに行く」
と決めてください。
受け身の情報摂取をやめるだけで、
思考のクリアさが劇的に変わります。
■ ④ 「夜遅くのスマホ」をやめる
睡眠は意志力と集中力の土台。
その睡眠を阻害するのが、
寝る前のブルーライトです。
・寝つきが悪くなる
・睡眠の質が下がる
・翌日の判断力が落ちる
今日からは
「寝る30分前のスマホ禁止」。
これだけで、
翌朝の頭の軽さが別物になります。
■ ⑤ 「完璧にやろうとすること」をやめる
習慣を壊す最大の敵は、
意外にも“意志の弱さ”ではありません。
完璧主義です。
完璧を求めると、
1回の失敗で心が折れます。
ここでの答えはシンプル。
「7割できれば超上出来」
この姿勢を取り入れるだけで、
継続率が跳ね上がり、
自己肯定感も自然と高まります。
■ “やめること”は人生最大の近道
やめることとは、
諦めることではなく、
「人生に必要のない重りを外すこと」 です。
・満腹をやめる
・なんとなく食べるをやめる
・情報の垂れ流しをやめる
・夜スマホをやめる
・完璧をやめる
これらを手放すと、
エネルギーが自然と回復し、
必要な行動が勝手に続くようになります。
逆説的ですが、
人生は“始める”より“やめる”方がずっと簡単に変わる。
これが私の確信です。

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