何かを足すのではなく、引く意識

「引き算思考」

今の世の中で特に意識すべき言葉と言えるかもしれない。

何かがないと幸せは得られない。何かがないと退屈はしのげない。

そんな考え方に縛られるのは辞めよう。

今持っている余分なものを手放すだけで、僕たちは驚くほど自由になり、健康になれる。

もっと時間がないと無理

もっとお金がないと無理

もっと体力がないと無理

もっと経験がないと無理

こんな風に言って、色々なことをあきらめてはいないか?
「~がないと無理」と決めつける前に、それをどうやったら補えるかに着目することはできないだろうか?

意外なことに、何かを新しく入手することによってではなく、手放すことによって、求めているものは得られる。

例えば時間。自由にできる時間がないと感じているだけで、実はたくさんの余分な時間を持っていることに気づいていないだけ。価値のないことに費やしている時間、やらなければいけないことと錯覚している時間を省いていけば、1~2時間は誰だって捻出できるのだ。月に30~60時間が手に入れば、半年でそれなりの難易度の資格を取得したり、英語を習得したりすることも可能になる。

お金。これも言うまでもない。必要だと思っているけど、実は必需品でないものに多くのお金をかけている事実に気付けるならば、それを省けば1日に1~2,000円くらいの経費削減は簡単にできる。もし1日1,000円経費削減できれば、月に3万円が浮く。年間36万円。毎年海外に行くか、国内のラグジュアリーな旅行を楽しめる。

体力はどうだろう?これは「便利なこと」を引き算してみると良い。通勤の一部を徒歩に切り替える。エレベーターやエスカレーターを使わず、階段を利用する。私はバス電車の通勤をやめて、レンタル自転車で通う日を作るようにした。これだけで金額にして往復で400円、運動として往復で1時間、通勤時間としては往復で20分削減することができる。健康になりながら、時間とお金の余裕迄ついてくる。

経験。これは何かを実際にやれればいいが、それを行う時間とお金がないならば、読書をしよう。たった2,000円程度の対価で、著名人と数時間対話しなければ得られないような経験や知見が得られる、超コスパの良い取り組みが読書だ。テレビやSNSといったジャンクなメディアを視聴するのをやめて、読書をするだけで、それまでの何倍も何十倍も経験値を積み上げていくことができる。

そう、私たちの生活には「引き算」すべきものが沢山あり、それを無くせれば、みんな健康で幸せになれる。

それでこのサイトでは今後、この引き算に相当する言葉として「断食」「ファスティング」について掘り下げていく。私自身、2021年5月からこの断食に出会い、人生が好転してきた。

半年で体重が20kg減り、健康診断の結果はオールA、仕事では残業をほとんどしなくなり、それでいてこの4年で課長から部長、本部長とステップアップを遂げ、年収も100万以上増えた。資格も建築施工管理技士や電気工事士など、合計4つの資格を2年で取得した。

書籍を出すほどの目立った成果を収められているわけではないが、一凡庸な個人に生じた変化としては十分驚くべきものだ。でも、まだまだこの取り組みの効果はこの程度に留まるものではないと思う。

幸いにもか、実は私の取り組みもここ1年半ほど停滞期を迎え、体もなまってきており、体重も7kg増量してしまっている。改めて、価値ある取り組みが何かを再確認しながら、自らの体に問いかける「人体実験」を行っていくことができる。

自分自身の体を作り直すためにも、世の多くの中年男性に力強く訴えるためにも、過去に行ってきた断食の取り組みと共に、これから取り組んでいく断食と、目指していく将来のビジョンについて語っていきたい。

この私の備忘録的な一人語り、独りよがりなアファメーションが、私自身に強烈な変化と成長を及ぼすことを確信している。そしてその記録の全てが、30代後半以降、体や心の変化を感じ始めている世の中年男性みんなに良い影響を与えるものになることを願ってやまない。

これから語っていく断食は、以下のようなものだ。

1.文字通りの断食

2.情報断食

3.肌断食

4.呼吸断食

いずれの分野も、私たちの体、特に脳にどんな影響があるかを科学的なエビデンスを添えながら語り出していきたい。各項目を読むほどに、いかに私たちの社会が無駄なもの、害の多いものに囲まれているかに気づかされるだろう。

害から以下に体を守るか、毒をいかに取り入れないか。

この新たな理解を一緒に手に入れていこう。

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